カルーナ属はエリカと同じツツジ科の植物で、ブルガリス一種しかありません。北ヨーロッパではごくありふれた植物で、日当たりのいい酸性土壌の荒れ地であれば土地の乾湿などにかかわらずよく繁茂して、広大な土地を占拠している光景をあちこちで目にすることができます。ドイツ北部ハンブルグ近郊のリューネブルガー・ハイデはこのようなところを積極的に保護して観光資源として活用し、日本ではやはりエリカとかヒースとして紹介されています。