徳原真人のガーデニングABC
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ガーデニングABC

 第50回 涼を呼ぶ水辺のコンテナ<

これから、梅雨入りの季節ですね。「万緑叢中紅一点」という言葉がありますが、5月中旬ころから林のみどりも濃くなり 緑色を増して来ます。

5月中旬ころまでは、いろいろな色彩の花が庭にあふれていたと思います。 6月のカレンダーを捲ると、ドクダミやクチナシの白い花が雨つゆに濡れて似合うようになります。
我が家では、地生えのチドリソウの淡紫色の花が6月の風に揺れる姿は初夏らしくて、ほんとうに美しい風景です。

この時期は、オオキンケイギクやマリーゴールドの黄色が少々重苦しく感じるときがあります。
先月から取り上げている『季節のコンテナ』では、梅雨の合い間の涼しげなコンテナにトライしてみました。 先程のドクダミの話題ではありませんが、背景のグリーンが美しく端正に整っていると白い花は美しく感じます。

水辺の星
野州セキショウ

「水辺の星」と題した今日のコンテナは、野州セキショウの一つ一つの花型が星に似ていて、まるでミルキーウェイを連想させる花の主役としてデザインを考えてみました。

このハナセキショウの涼やかな白い花を引き立たせるために、クジャクシダとハナセキショウやクガイソウの葉をベースのグリーンとして丹念に植え込んであります。



水辺の星
(画像をクリックすると拡大します)

また、形態的統一性を保つために、ハナセキショウの花と同じような形態を持つクガイソウを寄せています。 ちょっと薄紫色に染まっている所がちょっと色気があって良いと思いませんか。 色の系統にしてもまた花の形態にしても統一性のあるものでまとめた方がより涼しそうに感じると思います。



コンテナガーデニング 和と洋の融合

我ながら、これを水深の浅いキンギョが泳ぐ池の中に座っているのも涼しそうだと思いませんか。 グラスコップを片手に麦茶を飲む背後からガラス風鈴の音が聞こえてきそうです。
本(コンテナーガーデニング 和と洋の融合)の47ページに平面図が載せてありますので参考にして下さい。




5月が終わりましたが、気候が寒かったり暑かったりで、花期が随分ずれているようです。
また、雨も結構降って庭の花が早く終わってしまいました。
3月のお彼岸を過ぎると庭の管理や相談、また公園の修景アドバイスの仕事が忙しくなり、とても自分の庭に管理の手を入れている余裕はありません。
 しかし、自分でも楽しみ、また近くの方々に知っていただきたいと思い、5月29日の一日だけをオープンガーデンの日としました。

庭のアプローチ花壇


 

この写真は、玄関へのアプローチ部分でアグロステンマ、オルレア、ラグラス オバタス、 ブプレアムなどは全て種から育てた物です。デルフィニウムはプラグ苗を種苗会社から購入し、定植したものです。数十本単位で植え込んでいくので、あまり苗代のかからない方法で行なっています。右上のカシワバアジサイは、6月の10日頃は咲きそうです。我家の10年選手です。

南北を仕切る園路


 

庭は北と南とでひょうたんのように2つのゾーンに分かれています。
3週間前に慌ててホームページにお知らせを出したのですが、口コミやら何やらで、60人くらいの方が見に来てくれました。 知人のお茶の先生に抹茶を立てて頂いて、皆さんニコニコ顔で見ていただきました。


庭の突き当たり


 

この写真は、5月16日の庭の突き当たりのミックスボーダー形式のミニ花壇です。
ピンクのセイヨウシャクナゲとブルーや白のデルフィ、オルレアなどがあいまって私のお気に入りの配植です。6月に入るとシャクナゲに代わってピンク及び白のシモツケが咲いてきます。

我家のナンジャモンジャ


 

この写真は、我家の自慢のナンジャモンジャの花です。正確に言うと我家の木は、アメリカヒトツバタゴです。

お客様が無事帰れますようにというコンテナ

私は、RHSJのコンテナガーデニングの専門講座の講師をしていますが、自分ではコンテナガーデニングマスターの称号は持っておりません。そこで自称コンテナの達人と呼んでいます(笑)。たぶんマスター オブ コンテナーというところでしょうか。

コンテナは、機能性を有しテーマ性があり、季節感が溢れていて、且つ、美しいというものが良いと人前ではお話してきました。さて、今回のオープンガーデンのために造ったマイ ガーデンのコンテナはいかがでしょう。
テーマは、オープンガーデンに来られてお客様が無事帰り着きますように。 そして、私と庭にかかわる仲間の皆様に感謝です。


徳原先生のホームページはこちら


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株式会社アイ・アンド・プラス Bloom Field事業部