第72回 デザインの拠りどころはやはり自然から学ぼう〜遅い春を満喫して〜Vol.3
徳原真人の「春はもう机に座って仕事なんぞやってられないぞ!」
文・写真/徳原真人 掲載日:2012年4月18日
例年より10日遅れのソメイヨシノも昨日当たりから満開を過ぎ、夕方の雹混じりの風雨で散り始めました。 今月は、里山の自然がいかに多様に美しく、また造園業をしている私にとって勉強の拠りどころとなっているかについて週を追ってお届けいたします。
■四季の森 全景(4月6日)
4月4日配信のコラムとあわせてみてください。上の写真は4月6日の四季の森(里山の散策路)です。まだ、梅とサンシュユとマンサクが僅かに色を添えている程度です。 4月17日になると、四季の森全体が華やいできているのがわかると思います。
■里山の山裾にある四季の森の全景(4月17日)
木道のある林内の景観もコブシ、桜、ミツマタ、ヤシオツツジ、ツバキ、トサミズキ等などと本当に心が萌えあがってしまいます。
四季の森のそれぞれの景観 ※画像をクリックすると拡大表示されます
木本ばかりでなく、林床にはニリンソウやエンゴサク、シダやギボウシの新芽の可愛いこと。
■里山の萌えのころ
栃木市星野地区周辺の里山の様子です。まさに今が萌えのときです。
■直ぐ近くの民家の庭先で見た素晴らしいモクレンの樹
これぞシンボルツリー?
また来週、春の移り変りをお伝えします。