例年に無く寒い師走を迎えました。
今年の秋は、球体のフォルムにこだわったコンテナを制作したので紹介いたします。
下の写真は、茨城県笠間市にある笠間稲荷の参道横にあるポケットパークです。
10月中旬より11月25日まで「笠間の菊まつり」が行なわれた会場の入口です。
104年続いた伝統ある展示スタイルに、新しい風を取り入れたいという市役所の要請で、ここと他2箇所の展示デザインをさせて戴きました。
ポケットパーク正面 |
球体の三部作 |
陶芸家の『林 香君』先生に陶の制作をお願いし、快く引き受けてもらいました。
右の3コマの写真は、ろくろで轢いた状態、生乾きの状態で根鉢を入れるための穴を空けたところ。そして、イワヒバを植えつけたところです。
林先生には、5年くらい前から制作を依頼したいと願っておりましたが、今回やっと実現しました。
今月の9日まで六本木の国立新美術館で行なわれている日展で、今年特選になった作家です。先生は今回で2回目の特選受賞だそうです。
とても細かい部分までフォルムにこだわって制作して戴いたので、私がスケッチを見てもらってから焼くまでに2ヶ月くらいかかりました。
■徳原流コンテナ最新作
上の写真のコンテナの陶は、私の住む小山市在住の喜多里加さんの作品です。
私がバチカンを観光したときに見たバチカンのシスティー礼拝堂をイメージして制作していただいた物です。里加先生に自由に制作していただいた作品ですが、こちらも崇高な印象で私は大変気に入っています