国際バラとガーデニングショウは今年で15年目の記念回を迎えました。
私も第1回目から何らかの形で参加してきました。第5回目は、「コッツウォルズの初夏」というシンボルガーデンの設計にも係わらせて戴きました。
今年は12年ぶりにガーデニングのコンテストに一般参加でエントリーいたしました。
今回の作品は、15年前に特別賞をいただいた時のご褒美に、“モスクワの朝”というバラを戴いたのをキッカケに、コツコツと自己流でバラのスモールガーデンを造り上げてきたというストーリーのガーデンです。
写真は庭の制作風景です。審査結果が出たら詳しくお話をすることが出来ますので、細切れにお伝えしていこうと思います。
<ミニコラム>
5月に入り、いよいよバラのシーズンです。
春に園芸店で売られている苗ってどれも同じような樹形をしていますよね。
ローズ・ポンパドゥールの苗 |
クロード・モネの苗 |
ついつい花が綺麗、色がステキ、といったタグの写真イメージから苗を購入しがちです。
でも、バラは一つ一つに個性があります。コンパクトに育てられるタイプやどんどん伸びていくタイプなど、その個性を知って植える場所や仕立て方を考えながら苗を選んでください。
育てる楽しみ、イメージした空間づくりの楽しみなど、新しいバラの楽しみ方を見つけてくださいね。
ローズ・ポンパドゥールは、これから秋にかけてつるバラの様に伸びていきます。約1,5mほどに育っていくので、オベリスクや低いアーチ仕立てに向いている品種です。 |
クロード・モネは、背丈は1mほどで、横に余り拡がっていかないので、狭い場所や花壇、鉢植えに向いている品種です。 |
バラの性質を活かしたお庭づくりに挑戦してみてください。
5月11日から16日まで西武ドームで「第15回 国際バラとガーデニングショウ」が開催されます。
沢山の品種とバラの仕立て方など、参考にしてみてくださいね。
ブルームフィールド Yoshino筆