2月の2回の雪には大変困りました。家の北側に残っていた雪も3月のカレンダーを捲ると同時にやっと消えたようです。
1月と2月が寒かったので、我が家はビオラ等の1年草の植栽を今年は見送りました。
もともと植えてある宿根草に目をやると、原種のスイセン、ナルキイスス ブルボコディウムやチオノドクサが清楚に咲いていてとてもかわいいです。写真の品種は青味かかった白色ですが、赤紫、青、ピンク等の品種があり、あまり知られていない宝石のようです。3月15日くらいになると色々な品種のラッパ水仙が咲きだします。
N.ブルボコディウム |
チオノドクサ |
桜の開花前に咲くこれらの花は、コンパクトで且つ花もちが良いのでとても重宝です。青紫色のアブラナ科のオーブリチエアもお勧めですね。
庭ではお正月から咲いていたロウバイが終わり、ミツマタの花の蕾がやや黄色みを帯びています。少し陽光が明るくなってきたので、毛糸で作った様なミツマタの花もとてもかわいいです。家庭の花壇では、上記の球根類にスノードロップ、クロッカスやスイートアリッサム、オーブリチア、チェイランサスなどを組み合わせると早春のかわいい花壇が楽しめます。
ミツマタ |
セツブンソウ |
先月紹介した四季の森に散歩に行ってきました。梅林の下にセツブンソウの群落がありちょうど見ごろでした。写真に撮ってしまうとかなり地味ですが、ようやく咲きだした梅の花がかすかに匂う中で、森の妖精のような雰囲気を持ったセツブンソウの花はとても魅力的です。
日本橋1丁目1番地プロジェクト
話は全く変わるのですが、日本橋のど真ん中の花壇をこの一年間管理してきました。
まさに住所がそうなので、日本橋1丁目1番地プロジェクトと呼んでいます。(日本橋のすぐ横で野村証券本社の目の前です)
たぶんこの当たりは冬でも霜が降りないんだと思います。シクラメンもラナンキュラスも元気に咲いていて、ちょっと早く春が来たような景観です。
こういう花壇のデザインは派手で私は好みではないのですが、都会の市街地ではちょっと厚化粧の装いが好まれるようです。
シクラメンを群植している周りに植わっているみどりの葉はパセリです。冬中青々しているので、この時期の花壇にはお勧めです。
「浜名湖花博」から10年。
浜名湖花博10周年記念事業・第31回全国都市緑化しずおかフェア
浜名湖花博2014 ~花と緑の祭典~
浜名湖ガーデンパーク会場:2014年4月5日~6月15日(9:30~17:00)
徳原先生はこの会場の景観監修をおこなっています。
レポート:浜名湖花博10周年祭の現場情報
先月、3月から浜名湖花博10周年祭の現場情報をお届けしますと申しましたが、雪等の天候の影響でしょうか、植物材料の調達搬入が遅れ中旬からのレポートになります。
右の虹の写真は2月15日の朝に撮った写真です。今回のイベントも縁起良く滑り出すと良いなと思っております。