梅雨も明け、全国的に猛暑日が続いています。 暑中お見舞い申し上げます。
さて、大学病院に設置してあるコンテナを見回りに行った折に、カマキリの赤ちゃんがアークトチスの花に乗って遊んでいて、とてもほほえましい光景に癒されました。こんな小さな子供でも昆虫を補殺できるんでしょうかね。
下の写真は、ペチュニア花咲 シルバーでとても暑さに強い品種です。茎が立性なので、株もとの葉がほとんど蒸れないのです。芯には低茎のガウラとガイラルディアを植えています。いずれも夏バテしないお勧めの植物です。
次は、ゼラニウムとアークトチス、ドワーフ性のカスミソウです。真赤なゼタニウムに対してアプリコット色のアークトチスがとてもかわいらしいです。実は看護学部の校舎の入り口部分なんです。
涼しい色と言えばうす紫色や白ですが、その中でもユーホルビア ダイヤモンドフロストとセネシオ レウコスタキスはお勧めです。
ユーホルビアはジニアやポーチュラカ、サルビアなどの夏を代表する植物に良く合います。しかも灌水を適正に行えば、秋まで十分に咲き続けますので、コストパフォーマンスの面からも重宝な植物です。
セネシオは一見シロタエギクのように見えますが、さらにドライな銀色感を出してくれるので、同じ白銀の植物でもシャープなテイストを醸し出してくれます。 耐寒性があり多少強風の場所にも耐える植物です。定期的にピンチをしてやると横に横に広がっていきます。
次はアシリウム(五色シダ)です。当然日陰に向く植物ですが、ラミウムやプルモナリア、クラマゴケなどとの相性も良いです。また、ユキノシタなどと寄せ植えすると、初夏にはユキノシタの白い穂花が風に揺れて涼しそうです。
最後の写真はショタイソウですショタイソウ(書帯草)はカヤツリグサ科のホソバナンスゲの一種ですが、夏のグラス類の中で最も涼しそうに見えるお気に入りの植物です。
皆さん、熱中症には気を付けて、暑い夏を楽しんでください。