■第40回「庭木の剪定ABC 初級からの問題」 |
「庭木の剪定ABC」 |
庭木の剪定に、少し興味が沸いてきましたか?
自宅の庭木でもなかなか思い切った剪定ができなくて・・と思っている皆様も、基本から学習していくことで、思い通りの剪定が出来るようになります。 今回は、初級の確認評価から問題をお送りいたします。 |
『庭木の剪定ABC』バックナンバー |
これは株立ちの自然樹形です。枝が込み合っていますね。一番始めにお話した「不要枝」の剪定をするだけで、とてもスッキリとキレイな樹形に整える事ができます。 どの枝が不要枝か、じっくりと見てください。 (絵をクリックすると大きい画像が開きます。) |
『8つの剪定すべき不要枝』をしっかり切り取ることができれば、庭木の役割を維持して庭木を健康に美しく管理するための基本ができるようになります。 |
●8つの剪定すべき不要枝 1.枯れ枝:枯れた枝 2.下がり枝(下垂枝):太枝から垂れ下がった枝 3. 返り枝(内向枝):幹の方向に向かって内側に伸びる枝 4.絡み枝(交差枝): 枝同士が交差して、絡み合ったように見える枝 5. 重なり枝(平行枝):近い位置に平行に伸びる枝 6. 徒長枝:他の枝に比べ勢い良く伸びている枝 7. 立ち枝(直上枝):幹や太い枝から真上 8. ひこばえ(ヤゴ) 不要枝の詳細はこちら |
不要枝の剪定をしただけで、こんなに樹形がキレイになりましたね。 枝の流れが良く見える様になったので、次は込み合っている枝を剪定していきましょう。 切り戻し剪定と透かし剪定で、大きさのコントロールをしましょう。 |